ウクライナ・ジャズ・シーンを牽引するコンスタンティン・イオネンコ(b)の呼びかけにより、キエフのトップ・ミュージシャンを集めて2013年に結成されたグループ。リーダーであるイオネンコ自身がオーストリアやドイツでのツアー経験も豊富なため、音楽的にはユーロ・ジャズの影響を受けつつもウクライナならではの詩的な感覚をも取り込んだサウンドを“FLOW”というアルバム・タイトル=サウンド・コンセプトとして追及している。メンバーはウクライナの様々なジャズ・アルバムに参加している、同国ではかなり知られているミュージシャンばかりであり年齢も30代が中心のため、今後のウクライナ・ジャズ・シーンの行方を占う存在として注目されている。