現代ジャズ・ドラムスの今に至るまでの重要性を作った一人として確固たる人気を誇るU.K.のドラマー/プロデューサー/コンポーザー/トラックメイカー。ジャズ/ヒップホップ/クラブカルチャー、さらにドラムンベースの最前線で活躍し、最も引く手あまたのドラマーのひとり。ジャンルを自在に横断する次世代プレイヤー/DJ/トラックメイカーたちにも大きな影響を与えている。
その特有のドラム・サウンドは、高く張ったシャープなスネア、丸みを帯びたジャジーなタム、パンチの効いたバスドラムの組み合わせによって形作られている。シンバル類は、ドライで低めのピッチを持つハイハットやライド、クラッシュによって音響的なコントラストを生み出している。しばしば従来のダウンビートや定型的なリズム進行を避け、代わりに巧妙なシンコペーションや、DJのプレイで聴かれるような音の“グリッチ”を取り入れる。
そんなモダンでありながら伝統も感じさせる新鮮なアプローチでドラムという楽器に向き合い、機械のような正確さと、ジャズに影響を受けた即興的感覚を融合させた彼のドラミングは多彩なアーティストたちとの共演へと彼を導いてきた。2000年代半ばからマーク・ド・クライヴ-ロウ主宰による伝説的イベント「Freesoul Sessions」(The Jazz Cafe)のレジデント・ドラマーとしても活躍。その後は初期ホセ・ジェイムズ・バンド、フライング・ロータス、シネマティック・オーケストラ、ロイル・カーナー、ヒップホップ・デュオGang StarrのGuru、ジョーダン・ラカイ、クリス・バワーズ、Brainfeederのジェイムスズー、アルファ・ミスト他、常にシーンの最前線にいる多彩なアーティストたちに必要とされている。最早レジェンドのドラマーともいえる存在感で活動を続けている。
2010年のデビュー作『5ive’s EP』常に話題作を自身でリリースし続けており、2026年に初めて他レーベルであるEdition Recordsから最新作『Light Of Day』をリリース。新たな出発点としてキャリアを重ねている。
https://www.richardspaven.com/