2026.11.11.RELEASE (Digital 12.4.)
ジョー・バルビエリ/カンタービレ
【日本先行発売】
Joe Barbieri – Cantabile
RPOP-10044
定価¥2,860(税抜価格¥2,600)
解説:山本勇樹 (Quiet Corner)
架空の映画のためのシンフォニック・サウンドトラック。文字通りシネマティックなジョー・バルビエリのニュー・アルバムは間違いなくキャリア最高傑作。
■ジョー・バルビエリの最新アルバムは自身がスコアを書いたシンフォニック・アルバム。“メロディ”への愛が溢れた内容で、架空の映画のための交響的サウンドトラック集、あるいは永遠に作られない一本の映画のためのサウンドトラックとして構想された。オーケストラのために書かれた10のオリジナル・テーマ(インストゥルメンタル)と、自身による1曲のヴォーカル入りトラックで構成されており、現代的なネオクラシカルの語法を通してヨーロッパ映画の残響が響き渡るような感動的な内容。最終曲のヴォーカル入りトラックでは声がひとつの楽器として溶け込み、アルバムの円環を閉じる。
■かつてパンデミックの時期にオーケストレーションを研究、その成果は2021年のアルバム『愛おしき記憶』での名門コッリ・モレニチ・オーケストラ、オンダ・ヌエベ弦楽四重奏団などとの共演で結実した。今回はこれを発展させ、これまで共演してきた弦楽四重奏団やトリオ、ソリストたちが集まって構成された「One Love Chamber Orchestra」との共演。編成は第1ヴァイオリン4名、第2ヴァイオリン3名、ヴィオラ3名、チェロ3名、コントラバス3名、フルート2名、クラリネット1名、ホルン2名、ハープ1名、打楽器1名、ティンパニ1名からなる室内アンサンブル。
■ジョー・バルビエリは、映画音楽のような作品、映画の世界観を真に想起させるインストゥルメンタル音楽を作りたいという思いをずっと温めていたという。その思いを決定的なものにしたのがジュゼッペ・トルナトーレ監督の映画『マレーナ』(2000年/音楽:エンニオ・モリコーネ)で、今回ついに実現。豊かな情感と繊細なニュアンスに満ちた音の世界が紡がれている。
■本作はイタリア映画音楽の系譜、ヴェルディやプッチーニのオペラから始まりアレッサンドロ・チコニーニ~レンツォ・ロッセリーニ~リズ・オルトラーニ、カルロ・ルスティケッリ、さらに本人が特に影響を受けたニーノ・ロータ/ピエロ・ピッチオーニ/アルマンド・トロヴァヨーリ/ジャンニ・フェッリオ/エンニオ・モリコーネ等に連なる、シンガー・ソングライターの枠を越えたマエストロとしてのアルバムとして位置付けられるアルバム。シンガー・ソングライターとして培ってきた物語を紡ぐ力が、映像のための交響的作曲という新たな領域へと自然に昇華された姿を見ることができる。かつてイタリア紙で、“もしカエターノ・ヴェローゾがイタリアで生まれていたら…”と評されたアーティストがそのひとつの帰結として“シネマティック・マエストロ”として世に回答した作品といえる。
※デジタルはM9, 10未収録
■作曲・オーケストレーション:ジョー・バルビエリ
■2024~2026年 アマルコルド・スタジオ録音
■エンジニア:ジュゼッペ・サッソ
■ミックス&マスタリング:ジョー・バルビエリ
ジョー・バルビエリ Joe Barbieri : guitar, piano, vocal
ワン・ラヴ・チェンバー・オーケストラ One Love Chamber Orchestra
*ゲスト
オンダ・ヌエベ弦楽四重奏団 Ondanueve String Quartet
アンドレア・エスポジト Andrea Esposito (violin)
パオロ・サッソ Paolo Sasso (violin)
ルイージ・トゥファーノ Luigi Tufano (viola)
マルコ・ペスコソリド Marco Pescosolido (violoncello)
ロベルタ・パルミジャーニ Roberta Palmigiani (viola) on M9
NOW ON SALE
『愛おしき夜』
『愛おしき記憶』
『ディア・ビリー』
『折り紙』
『休日には隠れ家で』
『アパートメントの宇宙飛行士』