テイラー・アイグスティ | Taylor Eigsti

テイラー・アイグスティ | Taylor Eigsti

 現代ジャズを代表するピアニスト。4歳の時からピアノを始め、少年時代から既に「天才」と言われるほどの才能を持っていた。1999年『TAY’S GROOVE』でアルバム・デビュー、以降リーダー作として8枚のアルバムをリリースし、とりわけ2010年発表『DAYLIGHT AT MIDNIGHT』は現代ジャズを代表する名作として評価も高い。2021年に発表した8枚目のアルバム『Tree Falls』では2022年度グラミー賞最優秀コンテンポラリー・インストゥルメンタル・アルバム賞を受賞した(ノミネートは3回)。サイドマンとしては60枚以上のアルバムに参加、ツアー・メンバーやレコーディングの共演アーティストはジョシュア・レッドマン、スティング、エスペランサ・スポルディング、チック・コリア、スナーキー・パピー、クリス・ポッター、ニコラス・ペイトン、ベン・ウェンデル、クリスチャン・マクブライド、ジュリアン・ラージ、カート・ローゼンウィンケル、ベッカ・スティーヴンス、アンブローズ・アキンムジール他多数。特にクリス・ボッティ/エリック・ハーランド・ボイジャー/グレッチェン・パーラト/ケンドリック・スコット・オラクル、さらにタートル・アイランド・カルテットをフィーチャリングしたテレンス・ブランチャードE-Collectiveのレギュラー・ツアー・メンバーとしての活動は有名。また、自身のトリオやカルテット、ラージ・アンサンブルでのツアーでもその才能を発揮している。ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団/シカゴ交響楽団/サンホセ室内管弦楽団/コロラド交響楽団をはじめとする多くの交響楽団のために作曲しオーケストレーションまでしている。さらに様々なTV番組やコマーシャルなどでも数多くフィーチャーされており、2021年にはスパイク・リーのHBOの4部構成ドキュメンタリー・シリーズ「NYC Epicenters」でのスコアが話題となった。2024最新作『Plot Armor』はそれらのキャリアとスキルが高い音楽性と共に表現されている。

https://www.tayjazz.com/